後方型野球肘

2020/02/16 野球肘

<後方型野球肘について>

・後方型:肘頭骨端離開・骨端線障害、後方インピンジメント障害、肘頭疲労骨折など

 

後方型野球肘の場合、その痛みの原因のほとんどは“伸展及び外反力に対する骨性圧迫”と考えられています。

その時に障害の原因と考えられるのは、“誤った投球フォーム”です。

“伸展及び外反力に対する骨性圧迫”が原因ということは、“肘を過度に伸ばす”動作“肘が外側に捻られる”動作によって骨と骨がぶつかり合うことが原因です。

 

つまり、“肘を強引に伸ばして投げる”投げ方や、“肘が伸びた状態で加速させる”投げ方によって負担が増える、ということです。

 

投球障害の原因は

・投球数の過多(投げ過ぎ)

・誤った投球フォーム(投げ方が悪い)

・投球強度のミス

・身体機能の低下(柔軟性や筋力の低下)

・全身のコンディショニングの低下

などです。

 

原因は単独ではなく、複合している場合がほとんどです。

ですが、後方型野球肘の場合は、投球フォームのチェックは必要不可欠です。

誤った投球フォームに投げ過ぎやコンディショニングの低下が原因となり発症することが考えられます。

 

肘頭部の骨端離開(骨端線障害)では、発症する年齢によって骨端線の状態が変化するため、レントゲン上で見られる変化も骨の成熟度により異なります。

また、繰り返し骨に負担をかけることで、骨片が遊離したり“衝突性外骨腫”と呼ばれる微細損傷が原因となる反応性骨増殖性変化が見られたり、軟骨磨耗軟骨下骨の破壊による骨軟骨棘形成による“後方インピンジメント障害”が起こることもあります。

成人では肘頭部に繰り返し負荷がかかることで“疲労骨折”を起こすこともあります。

 

いずれの場合も、骨片の離開度が大きいと“手術”が必要になることもあります。

 

臨床の経験上、“内側型野球肘”や“外側型野球肘”が見つかった際に、レントゲンで発見されるケースが多く、単独で発見されるケースは多くないと感じていますが、やはり稀に“後方部”にのみ症状を訴え、レントゲン検査によって診断されるケースも実際に存在するため、“痛みを感じた時”は早めの受診が大切です。

 

また、“投げ方が悪い”と指摘される事が多い方や、“違和感”を感じるが、痛くて投げられないほどではないから、と放置される方が多いですが、

「痛みがない=まだ大丈夫」ではありません。

 

内側型野球肘外側型野球肘にも共通して言える事ですが、「痛みが出た時は、すでに遅い」くらいの感覚がなくてはいけません。

 

発症する前に、投球障害に発展するリスクを下げる事ができれば、投球を中止することも、将来に不安を抱える心配も必要が無くなります。

 

当院では、投球障害を予防するための投球フォーム指導投球リハビリ外来」を行なっております。

“なぜ?”“どうして?”“どのように?”にフォーカスした指導を行いますので、一人一人に合わせた指導を行います。

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長津田あおば接骨院は、対症療法ではなく、

「なぜ、痛めてしまったのか?」

「どうして、そこ(局所)に負担がかかるのか?」

「どのように、改善すればいいのか?」

にフォーカスするため、筋力や柔軟性に目を向けたり、動作の使い方のアドバイスをしたりなど、一人一人に合わせたサポートをさせて頂いております。

 

“後方型野球肘”でお困りの方は、ぜひ当院にご来院ください。

 

 

 

 

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