突然のケガどうしたら?アイシングについて(長津田あおば接骨院)

2019/06/19 その他の疾患(豆知識・雑学)

突然のケガどうしたら?アイシングについて(長津田あおば接骨院)

 

転んでぶつけた!

ドアに挟んだ!

段差を踏み外して捻った!

などの突然の予期せぬケガ。

まずは、ほとんどの方が「冷やす」と思います。

「冷やす」ことを「アイシング(クライオセラピー)」と呼びます。

今回はそんな「アイシング」について書きたいと思います。

 

“なぜ”冷やすのでしょうか?

それは、冷やすことで

痛みを抑える

二時的外傷性損傷(二時的酵素性損傷と二時的低酸素症)を抑える

損傷された組織の修復を早める

といった効果があるからです。

 

痛みを抑える

損傷した細胞膜から発痛物質が生成され炎症反応が起こります。

冷やすことで、血管の拡張を抑えて腫れ(血腫)が作られるのを軽減させます。

また、冷やすことで痛みの感覚を抑えます。

 

二時的外傷性損傷(二時的酵素性損傷と二時的低酸素症)を抑える

少し専門的な言葉になりますが、壊れた細胞を除去するための酵素によって正常な細胞が壊死します。

また、細胞だけでなく微細な血管も損傷するため、正常な細胞に栄養が届かなくなり、正常だった細胞も壊死します。

これらによって、二時的に損傷が拡がることを、冷やすことによって抑えることができます。

 

損傷された組織の修復を早める

ポイントは、腫れ(血腫)の量です。

つまり、損傷された組織が少ないほど、血腫が小さいほど、修復反応は早く開始されます。

勘違いしてはいけないポイントは、「炎症反応があるから治る」ということです。

炎症反応を抑えすぎてしまうと、治りが悪くなります。

 

アイシングは、ビニール袋に水と氷を入れて、10分から15分くらい患部に当てます。

感覚がなくなったら外してOKです。

アイシングを何度か繰り返す場合は、一時間のサイクルを目安にしてください。

例えば、10分冷やしたら50分休ませる、といった具合です。

 

ずーっと冷やしたり、冷たすぎる温度で冷やそうとすると、凍傷を起こします。

コールドスプレーを直接当てる行為は絶対にやめてください!

 

ご参考になれば幸いです。

 

 

長津田あおば接骨院

 

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